いま現在、あなたは、どんなことに関心を持っていたり、行動していますか?
スラムの子供達を取材しました
社会から見捨てられ、人生に希望を持てない劣悪な環境にいる人々(marginalized people)に寄り添うことです。フィリピンのスラム街で出会った子から日本の私に助けを求める電話が届いた原体験から、緊急時に助けを求められるホットラインの作成に取り組んでいます。また、人々がもっと気軽に途上国支援ができるような社会になるといいなとも感じていて、「日本の皆さんと共に創るスラム街のファッションショー」も企画しています。 現在インドに留学中で、現地の人々と共に事業に取り組むのは大変ですがやりがいもあります。
MAKERS UNIVERSITY U-18にはどんな想いや期待を持って応募しましたか?
応募したのは、夢だった海外の全寮制高校の受験に失敗し、目標を失いかけていたからです。全国から集まるアツい同世代や起業家の方々に火傷して、もう一度自分の「貧しい人に尽くせる人になりたい」という炎を燃え上がらせたいという何とも自分本意な理由でした(笑)。あと以前から憧れていた渡部清花さんにお会いしたいという気持ちも大きかったです。起業なども考えたことは特になく、国際機関かジャーナリストといったの立場で国際協力に携われたらとばかり考えていたので、受かったときは正直不安でいっぱいでした。
プログラム期間中に印象的に残った出来事や言葉などありますか?
「『普通』の磁力は強い。日常に戻るな。25人で相互監視だ。『お前ちょっとぬるくなったな』なんて言わせんなよ。」 「人生は、夢を忘れる程度には面白かったり忙しい。幸せになった人はつまんない。」 最終日の奨学金メンターの起業家さんの言葉です。普通に生きてたら会えないあの皆さんにもう一度会えるような生き方をしてやる。自分の中にめらめらとした炎が灯った瞬間でした。あの空間では皆が本気で自分の目指したい世界を睨んでいて。社会への貢献の他に「皆に誇りを持って会える生き方がしたい」というのが自分の軸の1つに加わりました。
MAKERS UNIVERSITY U-18 に参加したことで得たことはなんですか?また、参加前後で自身や活動に変化があれば教えてください。
今までは「校外活動」と呼ばれる場所に参加していましたが、メイカーズにはもはや「校外↔校内」といった対比すら存在しておらず、そこがまず衝撃でしたね。お遊びでなく本気で世界を変えようとしている同世代がいる。今までは自分の中にまだ「まだ高校生だし」というリミッターがあったのですが、今は何の躊躇もなく自分の目標に向けて走ることができるようになりました。
また奨学金メンターの方へのプレゼンや皆との会話を通し自分の強みと弱みを分析できたこと、アジェンダに取り組む1週間で東京を駆け回った経験から考えながら動くことができるようになったこともよかったですね。
あなたはどんな未来を創りたいですか?
「世界中の人々が、自分の未来を自分で切り開けるような社会を創る」小学校の卒業文集に書いて、今も変わらない目指したい社会の像です。生まれた場所、親、性別などで夢を諦める人がいない社会。抽象的なようですが、今までの自分の行動は全てそれに沿っていたのではないかと思います。そんな社会を創るため、まずは「何に怒りに似た使命感を感じるか?」「どの分野に人生を懸けたいか?」を絞れるように綺麗なもの、汚いもの、富める人、貧しい人、色んな世界を見たいです。
国連欧州本部派遣。「友情のレポーター」でフィリピンのスラムや刑務所の子どもたちを取材。地域格差への問題意識から中高生団体を設立。現在インド留学中。ストリートチルドレン向けホットラインの作成に取り組む傍らインド各地を取材。来年度より長崎新聞にて連載開始。海外大学進学希望。
MAKERSUNIVERSITY U-18 THINK BIG CAMPに参加をした
第1期メンバー、第2期メンバー、第3期メンバー、第4期メンバー、5期メンバーの体験談を紹介します。
THINK BIG CAMPに参加する前の様子、また参加してからの変化など、ぜひ参考にしてください!
MAKERS UNIVERSITY U-18 第5期メンバー
大きなターニングポイント
MAKERS UNIVERSITY U-18 第5期メンバー
新世界の入り口
MAKERS UNIVERSITY U-18 第5期メンバー
旅の始まり
MAKERS UNIVERSITY U-18 第5期メンバー
ペイフォワード
MAKERS UNIVERSITY U-18 第4期メンバー
未来へBoostされる場所
MAKERS UNIVERSITY U-18 第4期メンバー
人生の分岐点
MAKERS UNIVERSITY U-18 第4期メンバー
航海の始まり
MAKERS UNIVERSITY U-18 第4期メンバー
食べてみたら美味しい
MAKERS UNIVERSITY U-18 第4期メンバー
遠距離の恋人
MAKERS UNIVERSITY U-18 第3期メンバー
棚田を次の世代へ
MAKERS UNIVERSITY U-18 第3期メンバー
救えるはずの命を救う
MAKERS UNIVERSITY U-18 第3期メンバー
“高校生”の枠を超え、世界へ
MAKERS UNIVERSITY U-18 第1期メンバー
“実業家”としてアジアの格差を緩和する
MAKERS UNIVERSITY U-18 第3期メンバー
“感情”と“科学技術”の二兎を追う
MAKERS UNIVERSITY U-18 第1期メンバー
教育から日本、そして世界を変える
MAKERS UNIVERSITY U-18 第1期メンバー
頼もしい仲間が増える場所
MAKERS UNIVERSITY U-18 第1期メンバー
一言で言えば「カオス」。
MAKERS UNIVERSITY U-18 第2期メンバー
新たな自分の「はじまり」
MAKERS UNIVERSITY U-18 第2期メンバー
どう生きていたいのかを考える「きっかけ」